悪夢
すごい夢をみた。
仕事帰りのお母さんとレストランで待ち合わせしたの。
お母さんと二人で食事してたら、お母さんがsimのアップルパイケーキとベリークリームケーキも注文してて、この時点で夢だと気づいた。お母さんはそんなの頼まないし、その二つが私が今すごく食べたいものだったから、悪夢にでも取り付かれたのかな~って。
どうせ夢だから味わおうと思ってアップルパイケーキをがぶっと食べたんだけど、具体的に覚えてるくらいリアルにおいしい味だった。
今まさに食べてきたような食感を覚える。
でもこれは甘い蜜だ。
何かの罠にはまってると気づいた。
夢の中で夢だと気づけた場合は、脱出方法は普段しないようなむちゃくちゃなことをすること!
机ひっくり返したり大暴れした
…ら場面転換して家に帰ってこれた。
私は夢からさめたんだとほっとしてしまう。
お母さんに勧められるままお風呂に入った。
しかし、湯船につかった途端に
体の自由を奪われた。
お湯につかってる体の部分は力が入らない。
必死でお母さんに助けを呼ぶ。
「おかぁさん!おかーさーん!」
でもでてくる声はかすれ声で、風呂場にすら響かない。
もがけばもがくほど体は沈んで、お湯が顔にまできて息が細くなり耳は動悸の音しか聞こえない。
死ぬ!と思った瞬間、風呂場の風景に気づいた。
いつもの家の風呂場じゃない!
思えば我が家だと勘違いしてたこの家は何もかもが違っていた。
まだ夢の続きだ!
そう叫んだ瞬間、湯船の手すりが透けてみえた。向こうに何かかる!目を凝らして手すりをみると、手すりと向こうが点滅するように代わる代わる現れる。
ここでだるさに甘んじては死ぬと思い
必死で向こうの世界に集中した。
すると向こうの世界だけになり、目が覚めた。
向こうの世界に見えていたのはカーテンと必死でつかんでいたかけ布団。
悪夢に捕まったんだと思って体を起こそうとしたが、まだ力が入らなくて金縛り状態。
いつも無理やり夢から覚めたら金縛りになるからいつもの通りゆっくり起きればよかったんだけど、また睡魔が襲ってきた。
このまま寝たら確実にまたさっきの夢に戻ってしまう。
まさに自分との戦い!って感じ。
まず瞼に力を入れて目を閉じないように。
下半身を回すように力を入れて、
思い切り踏ん張ってベッドから落ちる!
何度か挑戦してやっと起きれたよ。
すごく怖かった。
よく映画なんかで夢をリピートしたり、夢から覚めてもまた夢だった、
なんて話あるけど、まさにそれだった。
こんなに怖いなんて思ってもみなかったよ。
フレディーみたいにわかりやすい何かが入れば夢から逃げれるのに、ありえない世界の中で、今まで何年もそこにいたかのように当たり前に自分がいる。それに無自覚でいて、ふとした調子に目が覚めてその均衡が崩れる恐怖。
私をその悪夢に「何か」が引っ張りこもうとしているのを感じるのに、具体的にそれがわからないんだから。
ベッドから転げ落ちてから口から「勝った…」という言葉がでていた。
やっぱ何かに勝ったんだなぁ、と。
寝た原因は腹痛だったし、今も痛いからほんとの世界に帰ってこれたんだろうと思った。
でもこれもまだ夢だったら…て思うと怖いよぅ。
仕事帰りのお母さんとレストランで待ち合わせしたの。
お母さんと二人で食事してたら、お母さんがsimのアップルパイケーキとベリークリームケーキも注文してて、この時点で夢だと気づいた。お母さんはそんなの頼まないし、その二つが私が今すごく食べたいものだったから、悪夢にでも取り付かれたのかな~って。
どうせ夢だから味わおうと思ってアップルパイケーキをがぶっと食べたんだけど、具体的に覚えてるくらいリアルにおいしい味だった。
今まさに食べてきたような食感を覚える。
でもこれは甘い蜜だ。
何かの罠にはまってると気づいた。
夢の中で夢だと気づけた場合は、脱出方法は普段しないようなむちゃくちゃなことをすること!
机ひっくり返したり大暴れした
…ら場面転換して家に帰ってこれた。
私は夢からさめたんだとほっとしてしまう。
お母さんに勧められるままお風呂に入った。
しかし、湯船につかった途端に
体の自由を奪われた。
お湯につかってる体の部分は力が入らない。
必死でお母さんに助けを呼ぶ。
「おかぁさん!おかーさーん!」
でもでてくる声はかすれ声で、風呂場にすら響かない。
もがけばもがくほど体は沈んで、お湯が顔にまできて息が細くなり耳は動悸の音しか聞こえない。
死ぬ!と思った瞬間、風呂場の風景に気づいた。
いつもの家の風呂場じゃない!
思えば我が家だと勘違いしてたこの家は何もかもが違っていた。
まだ夢の続きだ!
そう叫んだ瞬間、湯船の手すりが透けてみえた。向こうに何かかる!目を凝らして手すりをみると、手すりと向こうが点滅するように代わる代わる現れる。
ここでだるさに甘んじては死ぬと思い
必死で向こうの世界に集中した。
すると向こうの世界だけになり、目が覚めた。
向こうの世界に見えていたのはカーテンと必死でつかんでいたかけ布団。
悪夢に捕まったんだと思って体を起こそうとしたが、まだ力が入らなくて金縛り状態。
いつも無理やり夢から覚めたら金縛りになるからいつもの通りゆっくり起きればよかったんだけど、また睡魔が襲ってきた。
このまま寝たら確実にまたさっきの夢に戻ってしまう。
まさに自分との戦い!って感じ。
まず瞼に力を入れて目を閉じないように。
下半身を回すように力を入れて、
思い切り踏ん張ってベッドから落ちる!
何度か挑戦してやっと起きれたよ。
すごく怖かった。
よく映画なんかで夢をリピートしたり、夢から覚めてもまた夢だった、
なんて話あるけど、まさにそれだった。
こんなに怖いなんて思ってもみなかったよ。
フレディーみたいにわかりやすい何かが入れば夢から逃げれるのに、ありえない世界の中で、今まで何年もそこにいたかのように当たり前に自分がいる。それに無自覚でいて、ふとした調子に目が覚めてその均衡が崩れる恐怖。
私をその悪夢に「何か」が引っ張りこもうとしているのを感じるのに、具体的にそれがわからないんだから。
ベッドから転げ落ちてから口から「勝った…」という言葉がでていた。
やっぱ何かに勝ったんだなぁ、と。
寝た原因は腹痛だったし、今も痛いからほんとの世界に帰ってこれたんだろうと思った。
でもこれもまだ夢だったら…て思うと怖いよぅ。